今回は、当店のプレミアムなサービスを支えている、特別なカットチェアをご紹介いたします。
その名も、DIVAN-Z(ディヴァン ズィー)。

重厚感のある見た目と、ゆったりと身体を預けられる座り心地が特徴のカットチェアです。
僕はこの椅子を、勝手ながら
「カットチェア界のベンツ」
と呼んでおります。
もちろん、メーカーがそう呼んでいるわけではありません。
きっかけは、あるお客様のひと言でした。
いつものようにDIVAN-Zへ座っていただいたところ、
「この椅子、座り心地がベンツに似ていますね」
とおっしゃったのです。
……ベンツ。
ちなみに、僕自身はベンツに乗っておりません。
ですので、「本当に似ているのか」と聞かれても、正直なところ分かりません。
しかし、そのお客様は実際にベンツに乗っていらっしゃいます。
つまり
ベンツオーナーからお墨付きをいただいたカットチェア
ということです。
それ以来自信を持って、
「当店の椅子は、カットチェア界のベンツなんです」
とご紹介するようになりました。
カットやシェービング、ヘッドスパなど、理容室では意外と長い時間を椅子の上で過ごしていただきます。
だからこそ、技術や商材だけでなく、座っている時間そのものも快適であってほしいと考えております。


何度見ても、うっとりしてしまいます。
仕事中、毎日のように見ているはずなのですが、
「いやあ、かっこいいな……」
と思います。
たぶん、明日も思います。
ブラウンの部分には天然木が使われており、重厚感のあるレザーとの組み合わせがとても上品です。
無骨さもありながら、どこか品がある。
この雰囲気が、当店が目指している大人のメンズサロンの空間に、とてもよく馴染んでいます。
しかし、椅子というものは眺めるためだけにあるわけではありません。
ということで。
それでは、実際に座らせていただきます。
おぉ……。
広い。
思わず、足を少し広げたくなるくらい広いです。
そうなんです。
DIVAN-Zには、カットチェアとしては最大クラスのワイドシートが採用されています。
男性がゆったりと足を広げて座っても、窮屈さを感じにくい設計になっているのです。
理容室では、カットだけでもそれなりの時間を椅子の上で過ごします。
そのあいだ、
「なんとなく足の置き場が落ち着かないな……」
となるのと、
「もうここで寝てもいいな……」
となるのでは、だいぶ違います。
DIVAN-Zは、完全に後者です。
そして、そのまま手元に目を向けてみます。
天然木で作られたアームレスト。
レザーの重厚感とは対照的に、木ならではの温かみがあります。
触れてみても、どこかホッとします。
……ところが、このアームレスト。
ただ腕を置くだけではありません。
実はこれを、スッと引き出して……

パカッ。
と倒すと、

テーブルになります。
テーブルになるんです。
腕を置くところだと思っていたものが、突然テーブルになります。
スマートフォンなど、ちょっとしたものを置くのにも便利。
見た目は重厚でクラシックなのに、こういうところは妙に気が利いています
隠れた仕掛けは男のロマンですね。
では寝てみますね
スイーーーーーー

おぉ……。
まさに、フルフラットです。
レッグレストからアームレスト、そして枕まで。
見事なくらい一直線になりました。
寝心地でいえば、ほとんどベッドです。
この状態のままシャンプーやお顔そりを受けていただけるので、
感覚としては、
ベッドに寝ながらシャンプーやお顔そりをしてもらっているようなものです。
しかも、ただ柔らかいだけではありません。
身体を包み込んでくれるようなふわっとした柔らかさがありながら、沈み込みすぎない程度の、ほどよい硬さがあります。
これが絶妙です。
腰にもほとんど負担を感じません。
長時間横になっていても、身体がつらくなりにくい。
普通に寝そうです。
カットチェアに座っていたはずなのに、気づけばベッドのように横になっている。
カット”ソファ”と呼んでもいいかもしれません。
そして、実際に動かしてみて驚いたことが、もうひとつあります。
それは、
動き出しが、とても静かです。
椅子を倒し始める瞬間も、
途中で動きが変わる瞬間も、
「ガクッ」
という衝撃が、ほとんどありません。
気づいたら動いていて、
気づいたら寝かされています。
ずいぶん丁寧に運ばれている感じがします。
これなら、お客様も施術の途中で姿勢が変わるたびに身体に力が入ることなく、最初から最後までリラックスしていただけそうです。
カットをする時間。
シャンプーをする時間。
お顔そりをする時間。
そのひとつひとつが途切れることなく、ゆっくりとつながっていきます。
だからこそ、HORIMIYAではこのDIVAN-Zを導入しました。
目指したのは、
「カットをする場所」ではなく、「過ごす時間そのものが特別になる場所」です。
せっかく日常から少し離れて、髪を整えに来ていただくのですから、
座る椅子まで、少し特別であってほしい。
そんなふうに思っています。
特別な時間を、特別なシートで。
ぜひご来店の際には、この「カットチェア界のベンツ」を実際に体験してみてください。
座って。
倒れて。
気づいたら、ちょっと日常を忘れている。
そんな時間をHORIMIYAでお過ごしいただけたら嬉しいです。
……と、ここまで偉そうにDIVAN-Zの素晴らしさを語ってきましたが、
実は僕、
まだここでシャンプーをしてもらったことがありません。
お客様には「最高ですよ」とおすすめしているのに、
本人は未体験です。
まずは誰か、
誰か僕をここで洗ってください。
堀江でした。
